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スピリチュアリズムと科学者 ウォーレス

2008.03.16 | Posted at 10:05 | Category: こうふくのえとせとら

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進化論のダーウィンと、自然淘汰説を共同発表したイギリスの生物学者ウォーレスは、当初、ダーウィン以上に明快な進化論をうち立てるほど、純然たる唯物論者であることに誇りを持っていた、人らしい。
らしいというのは、最近読んだ本の受け売りだから。

で、このウォーレスという人は、やがて、スピリチュアリズムのイカサマをあばこうと、当時盛んだった交霊会に乗り込む。(1865年)、そこで、いろいろ調べるのだが「霊魂が現象を引き起こしているという可能性以外、すべて否定された」という結論に至り、「私たちには来世があるに違いない」①と表明するにいたった。らしい。
らしいというのは、自分で、ウォーレスの著作を読んだわけではないので。
①は「奇跡と現代スピリチュアリズム」より、②は「自然淘汰説への寄与」から(ウォーレス著)。

その結果、「ある、卓越した知性が、特別な目的に沿って、人間の発達を導いた」②という説を発表する。
ダーウィンとともに産み落とした進化論の、その唯物論部分を否定する完全なる転向である。

時代は、マルクス、エンゲルス、ダーウィンに味方して、その後、ご存知のように推移するわけだが、進化論がウォーレスの考えを主流としていたら、おそらく、世界史は変わっていたであろう。
というようなことを、自分の覚えのために書いておくことにしました。

(旧ウエブサイトの日記より転載)

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