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自己責任 「雨が降ったら傘をさす」

2008.02.02 | Posted at 04:28 | Category: こうふくのえとせとら

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「雨が降ったら傘をさす」のだ。もちろん、松下幸之助翁の言ったのは、ここで私の使っているニュアンスどおりではない。経営哲学を説いた本にあった文章で、問題が起きた時に、あれこれひねくりまわして、かえって問題をややこしくしている、素直に傘をさしたらいいんや、という文脈だったろうか。

もともとは、剣豪が、「私の剣捌きをご覧あれ、このように雨を払えば、体も濡れない」とブンブン頭の上で刀を振り回すのを見て、居あわせた高僧が「わしならこうする」といって、ただ傘をさした、というのが本ネタだが、まあ、ここでの引用も、翁に勘弁してもらえるのではないかと思う。

雨が降るのに、雨宿りもせず、傘もささず、「濡れました」というのは、誰のせいでもない、ということだ。あるいは、傘をさすというあたりまえの選択があるのに、先の剣豪ではないが、無理なことをする。
日常的に誰の上にもやってくる、「心を波立たせる事象」は、これは雨である。雨に濡れて風邪をひくのは、自己責任である。
雨に濡れるとは、怒りや憎しみ恨み悔しさという感情に翻弄される自分の心のことであり、傘をさすとは、心のコントロールをいう。

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