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へん

2008.02.06 | Posted at 09:15 | Category: 身辺言語

修学旅行の一団があって、新宿都庁の真下で首がどうかなるほど上を見あげ「高いへん!」、と叫ぶ女子中学生があるとしたら、それはわが町のほこる○○中学の一員である、可能性が極めて高い。
「へん」という接尾語は、それほど奇異なものではない。関西弁で「おまへん」とか「あきまへん」と聞いて違和感はない。
で、当地の「へん」だ。私は最初にこれを聞いた時、関西弁の「へん」と同じものであることに気がつかなかった。
「高い」という形容詞に付いて感嘆形で使われると、とても同じものとは思えない。
数多く聞いていると、やはり疑問形として使われることが多いのだが、「ちょっと、大きいへん」の「へん」を(語尾を)上げて、どちらかというと軽い同意を求めるという使われ方で、関西弁のように「おまへんか」の「か」のような疑問符もつかない。
とにかく、なんか「へん」なのだ。


それにしても、やはりこのあたりは関西言語圏なんだなあと思う。
ただし、どちらが古形か、これはわからない。
同じように接尾語として「へん」が使われているのだから同一言語圏であることには違いないが、どちらの使われ方が祖形に近いかは、結論は出ないと思う。

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